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食べてみらいん!地元民の穴場グルメ in平泉・一関 第2弾 洋食特集 ③

< 食べてみらいん!地元民の穴場グルメ in平泉・一関 とは?>
観光雑誌やインターネット検索だけではなかなか見つけられない穴場な飲食店が盛りだくさんな平泉町&一関市 。
現地在住・食べること大好きなDMOスタッフが独断でセレクトした平泉・一関のグルメ企画シリーズです!
せっかくお越しいただいたからには美味しいものを食べていただきたい!という勝手な熱意から
わたしの秘密のグルメ手帳を皆さんにお披露目します!
Let‘s 食べてみらいん!

洋食・フレンチレストランと聞くとちょっと格式が高くて、一人だと入りづらいとか、高そう、ナイフとフォークは苦手。。などちょっとハードルがあがって、いつでも気楽にいける感じではないかなぁというイメージをおもちの方が多いのではないでしょうか?
実は私も同じです (ΦωΦ)フフフ…
でもそんな期待には応えない、とーってもフレンドリーでアットホームなまちの洋食・フレンチレストランがなんと、一関市千厩町にあるんです!
本当は私だけの秘密の隠れ家レストランにしたかったのですが、多くの方に知っていただき足を運んで頂くのが Win Win であると考え、今回思い切ってご紹介させていただきます!

レストラン内は1階はおおよそ半分がテーブルと椅子スタイル、奥にお座敷があり、お座敷からは鯉ポンドが見え、The 日本庭園的な感じと、そこでいただく洋食・フレンチってなんか今までになくてとっても素敵 !! なんです。

まずは洋食・フレンチレストランということで、メニューは幅広くご用意があるのですが、私の中の迷ったらまずはこれを食べてほしい!! の中の定番2種、オムハヤシ、チキンカツサンド、そしてデザートの盛り合わせをお願いしました!

お食事をお待ちしている間、原田シェフが力を入れていらっしゃる食育のお話と、ある地元の小学校で開催された際の感謝のお言葉が詰まったファイルをお渡しいただき、拝見しました。実際にある食材を利用して、小学生や学校に出向いて「五味」「五感」の正しい味覚の伝道師としてご活躍されているとのこと。

プリメイドの食材がどこでも手に入るようになり、またオンラインを通して流通の発達も影響し、食材の本来の味をしっかりと学んでいただくことは私自身も大事に思っていますし、原田シェフの活動にはとても共感、感動するものがありました。

いくつかのファイルを拝見していたところ、お料理のご用意完了。
お食事が覚めないうちに写真撮影を済ませ、さっそく、いただきまーす ♡

オムハヤシはたまごがとーってもふわふわで、デミグラスソースの絶妙な風味がそれぞれの食材の味をだしていて、デミグラスソースとたまごをいただいても、それぞれの味がしっかりするんです!!もう美味しい!!の一言につきる一品です。
ちなみこちらはミニサラダがついてきます。

次はいよいよチキンカツサンド!
あつめのパンがトーストされていて、3セットで結構ボリューミーな見た目です。

手にもつと、パンがとてもふわふわで中のさくさくのチキンカツのジューシー感が何ともいえません。
中にはホースラディッシュ的なパンチのきく隠し味があり、揚げ物の重さを感じさせない感が個人的に好きです。

美味しいお食事でおなかも心も満たされ、お待ちかねの原田シェフとの取材を開始!
レストランあさひやの歴史は遡ること、1954年(昭和29年)。
ご家族経営で定食屋さんを営んでいたご両親の長男として、原田シェフはビジネスを継ぐことを前提に高校卒業後の進路を検討していたそうです。その時にテレビでたまたま放映された料理番組で帝国ホテルの村上信男氏がフライパンを使って、料理中に火を操っていた姿をみて、ご自身の心に雷が落ちたような衝撃を受け、「これだ!」と決め、洋食・フランス料理の修行に旅たち、定食屋さんだったレストランを洋食・フレンチレストランとしてブランディングをしていったとのことでした。
(実はこの修行のお話には涙あふれそうなお話がたくさんあり、ドキュメンタリードラマが作れてしまうのではないかと思っています。このお話はぜひ皆さん、原田良一シェフに直接お伺いしてみてください)

原田シェフから心温まるお話を聞き、いよいよデザートの盛り合わせを頂きます ♡
季節のシャーベット2種、ムース、キウイ、タルト、自家製プリン。。。本当に芸術。。

 

ここでも甘さを追求するだけではなく、食材の味がしっかりと出されていて、味の素朴さを味わえる盛り合わせでした。
季節を感じる旬の食材や食材の仕入れにおいても、地元産のものをなるべく利用することに拘りをもち、食を通して地域の魅力発信をされています。
個人的な楽しみは、行くたびにその時限定のメニューがあることです。これは “ 素材がある限り ” であることが殆どですので、手書きの張り紙を見つけた際はぜひ挑戦してみてください!

エクストラコマーシャルコーナー!!

このカツカレーも個人的なおススメで、冬の雪がつもった鯉ポンドも風情がでてよい感じです ♡

 

 

<店舗情報>

・店名:レストラン あさひや
・場所:〒029-0803岩手県一関市千厩町千厩字宮屋敷43-8(JR千厩駅より徒歩約10分)
・駐車場:有(店舗脇に駐車場有)
・営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
・定休日:毎週月曜日 ※祝日の場合は営業
・TEL:0191-52-2325

・メニュー(今回の取材メニュー):
オムハヤシ 1,200円
特製チキンカツサンド 900円
デザートの盛り合わせ 1,600円

その他、たくさんのメニューがあります。詳細は下記のレストランあさひや様のウェブサイトをご参照くださいませ。

<フレンチメニュー>
https://www.asahiya-iwate.jp/images/menu_f.pdf?v202304

<洋食メニュー>
https://www.asahiya-iwate.jp/images/menu_y.pdf?v202304

<デザートメニュー>
https://www.asahiya-iwate.jp/images/menu_d.pdf?v202304

※価格は2023年8月取材時点です。予告なく変更する可能性がありますがご了承ください。

 

 

<食いさあべ隊>
あらゆる食にチャレンジし、その食の魅力を皆様に発信する DMO スタッフ隊員『食いさあべ隊』。
「食いさあべ隊」の名前の由来は、この地方特有の方言で、「食いさ」は「食べに」、「あべ」は「いこう」という意味になります