みちのくの小京都「平泉」には、平安時代に西行や江戸時代に芭蕉が訪れた場所であり、「一関」は、東に須川岳/厳美渓、西に猊鼻渓/室根山があり、往時に想いを馳せ、先人を偲び文学散歩も楽しめるエリアです。そんな一関市と平泉町には、鎌倉時代から江戸時代にかけて、発酵食品のような地元ならではの多くの食文化が形成されました。なかでも伊達藩領における【もち食文化】は、全国に類まれなる多種多様なメニューを形成しており。生餅から菓子餅まで、「そこにしかない旨さ」を堪能することができます。

そして奥州藤原氏が築いた仏都・平泉には、伝統工芸「秀平塗」など、現代に受け継がれた匠の逸品が充実しています。その佇まいは優美だが、普段の生活で使い込んでこそ、時間の中で喜びを感じることができます。

このエリアで特筆すべきは、猊鼻渓や厳美渓の川街散歩です。伝統工芸と老舗グルメ、温泉とスイーツなど、私だけの旅を手にすることができます。地元が愛する名店や、ひみつの名品に出会うディープなローカルトリップへ！